2015年5月1日金曜日

製鉄所ドローン空撮

番組名は放映前の週にお伝えしますが、某番組の撮影で、広大な製鉄所内をガッツリマルチコプターで空撮させていただきました。

後日撮影する実機の映像と、内部の取材映像と合わせて6月に放映予定です。

撮影は全てインスパイアです。
バッテリーは延べ20本程使用。
インスパイアの機動力が、GH4搭載の800サイズの機体よりも優れていたために採用しました。

想定していた電波的なエラーは、物理的に送信機と機体が遮断された時のみでした。
コンパスエラーなどは、想定通り、鋼管などの長い鉄のものが並べてある場所で発生。
これも、Atti運用などで解決して飛行しています。

工場敷地内を最大進出距離500mまで飛ばせる場所はあまり多くはないですね。

最大距離も、電波的な限界ではなく、見通し距離から出てしまうものでした。

航空路下にあると、思われるために、最大高度は150mに抑えてありますが、それでも安心してダイナミックやアングルに挑戦できるのは、インスパイアならではの映像かと思います。

写真は守秘義務的に出せないのが残念です。

2015年4月22日水曜日

首相官邸にドローンが墜落した事件について。

本日の昼前から、
首相官邸屋上にドローンが墜落しているという報道で、
ニュースが持ちきりである。

ここ1,2ヶ月はTV等でも、
比較的ドローンという名の無人航空機が話題にされることが多く、
弊社でも映像素材の提供などの問い合わせが多くなっていた。

そして、今回の事件である。

テロか、イタズラか、
放射性物質のマークのついた小瓶を搭載していたという報道を信じれば、
いずれにしても何らかの意志を持って飛行させ着地、
あるいは落下させたものと思われる。

弊社も、様々な大きさや種類のいわゆるドローンを、
撮影で飛行させている。
今回の首相官邸に落ちたものと同型機(と思われる)ものも所有し、運用している。
この機体は数万円〜十数万円でアマゾンやヨドバシカメラ等量販店でも販売され、
ネットでもほぼ、誰もが手にすることができるものである。
上手い下手を問わなければ、
数フライトでそれなりに飛んでしまうすぐれものだ。
この機体に何か物体を貼り付けて、
首相官邸の屋上ヘリポートに着地、もしくは落下ささせるのは、
周辺の路上から飛ばしたものと考えたら、そんなに難しいことではないと思う。

株式会社エンルートヘキサメディア事業部時代から、
また、株式会社ヘキサメディアとなった現在も、
共同で様々な業務用の機体を開発中の弊社でありますが、
近年はパッと目を引く映像の空撮よりも、
自動運航の技術やインフラの点検など、
それまで想定や想像をしていなかった様々なケースの運用を目的として、
特化した機体の開発や製造の案件が多くなっている。
報道で出てくるものは対外的に口外できる範囲の用途のものであって、
口外できない守秘義務の厳しい範囲のものは、
すでに様々なタイプの機体が開発され、実用化しつつある。

政府関連の関係各部署でも、
この空飛ぶロボットと言えるドローンを含んだロボット開発を産業の目玉に据えるべく、
開発の補助を行っている機関が少なくない。
しかし現在のドローン技術は、ハイスピードで進化していて、
ドローンが担うことのできる任務範囲や、飛距離の延伸、
運用事例が日々増えているというのに、
今現在ドローンを特定して制定された法律は、いまだに存在しない状態である。
(航空法、電波法など、抵触、該当するものはあるけれど)

今後、ドローンと呼ばれる無人航空機や、それに携わるパイロット等は、
信頼できる人物のみが、
信頼できる整備された機体を責任をもって管理するべきであり、
安全に運用するためのルール作りが、早急に必要である。
それには機体登録制度、操縦免許制度などの制定が欠かせなくなるだろう。
政府主導のもとのそれらのルール作りには弊社は賛成であり、
その策定に力を尽くしていきたいと考えている。
そして民間の会社の立場として、
守られて然るべきルールを広め、講習や指導等をする人材を育成し、
この芽吹き始めた無人航空機を含むドローンの市場がさらに拡大する事を願い、
様々な行動を起こしていきたい。

2015年4月10日金曜日

会社Web URL変更のお知らせ

株式会社ヘキサメディアのWeb URLが変更になります。

http://hexamedia.co.jp/

に、なります。
それに伴って、メールアドレスも変更になります。
以前のものもしばらくの期間は使用できます。

今後もよろしくお願いいたします。

2015年3月21日土曜日

株式会社ヘキサメディアになりました。

株式会社エンルート ヘキサメディア事業部は、
2015年3月に株式会社ヘキサメディアとして再スタートいたしました。

本店所在地は埼玉県ふじみ野市に置き、
従来の番組、CM、映画などの空撮業務の他に、
UAV、ドローン、マルチコプターなどと呼ばれる無人航空機の分野の機体の開発や、
人材育成、人材派遣、無人機導入のコンサルタント業務などを行っていきます。

所在地  埼玉県ふじみ野市うれし野1-3-29 株式会社エンルート内
電話   070-5598-6542
URL        http://hexamedia.co.jp/
代表   野口 克也


また、同時にスタッフの募集をします。
機械、技術系の経験のある方(マルチコプターの組み立て等)
撮影、映像技術など(空撮撮影のパイロット、オペレーター等)

経験がなくても、熱意がある方も含めて募集いたします。
いま、注目のロボット、ドローン開発、運用の最前線で働いてみませんか?

待遇:経験により考慮の上決定
埼玉県ふじみ野市に通勤が可能な事

履歴書添付の上、自己アピールも含めて、
下記アドレスまでメールでご応募ください。

noguchi@hexamedia.co.jp



2015年3月13日金曜日

INSPIRE1始めました。





DJI INSPIRE1による空撮サービス、始めました。
4K30Pまでの安定したフライトで定評のINSPIRE1を2機導入。
GH4での4K空撮とあわせて、
また、INSPIRE1ではないと撮影できないような撮影方法も含めて、
いろいろ研究中でございます。

また、機内持ち込みできるサイズの99Whバッテリーも複数導入。
航空機によるフットワークの軽さが必要な現場での撮影も可能にいたします。

3月17日、24日放映予定のBSJapan「空から日本を見てみよう+」では、
多数箇所でINSPIRE1によるカットがご覧になれます。

また、機体オペレーターも複数養成中でございます。
機体導入のご検討などお問い合わせください。