2013年3月28日木曜日

マルチコプターの安全性

ラジコンでの空撮の大先輩から、
「最近、最近空撮を始めた方の事故が増えている」とのご指摘をいただきました。
私も、ラジコンに関してはそんなに経験が長いとは言えないものです。
ただ、実機、航空法、電波法などの知識は昨日始めた人より持っているつもりですし、
実機航空会社を運営していた経験もありますので、何が無謀かは理解しているつもりです。

機体の販売をするにあたってのコンサルタント業務もいたしております。
そんな中で、やはり目につくのが、
はじめから大型機で目的の空撮をしたいという要望が多い事。
バイクの経験が長かったのでバイクに例える事が多いのですが、
免許取り立ての人にリッターバイクを与えるようなものです。
販売メーカーですし、大型機、リッターバイクを売る事は簡単です。
まあしかし、プロポを持った事もない、空飛ぶものを操縦した事ない人に、リッターバイクはやはり無謀です。
私のバイクの師は、「小型車を極めろ」という教えでした。
多摩川でミニトレやMT5を直しながら乗り、
スクーターレースやミニバイクレースを経て、初めて2スト250を得る事が出来ました。
その教えはやはりいまでも同じように流れていると感じます。

ということで、まずは練習機や小型機の購入をお勧めしております。

大型機を最初に購入される場合でも、
練習機の必然性はお伝えいたします。

私自身もビビって数百万の機体を飛ばせなかった経験があります。
小型の安価な機体でペラがすり減るほど飛ばす事の重要性は身にしみております。

これが、大先輩に対する答えでしょうか。

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